こんなうれしいことってある?

生きててこんなに心が潤う思いをしたことはない。Eちゃんとまた一緒にいれる。

はっきり言ってもうあきらめてた。彼女なしで生きていくって。彼女がいた場所を他に誰かで埋めたがる自分のこともわかってた。大きな穴。誰かで埋めるしかない。それくらい、つらさもわからない、でも進まなきゃいけない。

 

だからきいたときには戸惑った。あなたなしの人生を思い描いてた。でも少し時間が経って、カワイイ君の低くてしっとりした声を隣に感じれることを受け入れる自分がいる。

鬱蒼としげった熱帯雨林の中に戻ってきたみたい。彼女のいない生活はそれくらい乾いてたんだ。二人の間には愛がある。それはどんなビジネスさえも吹き飛ぶくらいに強くて暖かい、思いがシンクロして、今なにしてるか同じタイミングで相手のことを思い出すような、そんな二人の関係。